突然ですが、あなたは定額小為替とは何かご存知でしょうか？
この記事では定額小為替について、その買い方・購入方法、仕訳や勘定科目など詳しくお伝えしていきます。
また、定額小為替の消費税や手数料などについてもまとめていますので、定額小為替について詳しく知りたいという方はぜひ参考にしていただけますと幸いです。
それではまず、定額小為替とは一体何なのか？から詳しくお伝えしていきましょう。
定額小為替とは？
定額小為替とは、ゆうちょ銀行が行なっているサービスの一つで、証書（切手のようなもの）を購入することで送金や決済を行うことができるものです。
定額小為替の読み方は、「ていがく・こかわせ」といいます。
定額小為替は知っている方からすれば、なじみのあるものかもしれません。
しかし、これまで定額小為替のことを知らなかったという方からすれば、どこか堅苦しい言葉でとっつきにくいイメージがあるかもしれませんね。
そんな定額小為替ですが、実はとても便利なサービスで、郵便局やゆうちょ銀行から簡単に送金や決済を行うことができるのが魅力なのです。
それでは次に、便利な定額小為替の買い方（購入方法）について詳しくお伝えしていきましょう。
定額小為替の買い方（購入方法）
ここでは、定額小為替の買い方（購入方法）について解説していきます。
まず、郵便局やゆうちょ銀行で、定額小為替を買う場合の具体的な買い方（購入方法・送り方）の流れは、以下の通りです。
- 郵便局またはゆうちょ銀行の「貯金窓口」に行く
- 送金したい金額と料金を合わせて申し込みをする
また、郵便局やゆうちょ銀行で、定額小為替の受け取り方の流れは以下の通りです。
- 郵便局またはゆうちょ銀行の「貯金窓口」に行く
- 定額小為替の証書を窓口で渡す
ただし、定額小為替はゆうゆう窓口では購入できませんので注意しましょう。
そのため、定額小為替の購入時間は郵便局やゆうちょ銀行の営業時間に準ずることになりますので注意が必要です。
また、定額小為替はコンビニでも購入することはできません。
そのため、土日など休日は定額小為替を扱ってもらえないことになりますので、こちらも合わせて注意しましょう。
ちなみに、普通為替の場合であってもコンビニでは購入できませんので、覚えておきましょう。
そのほか、定額小為替を代理人が購入する場合は、委任状が必要となります。
それでは次に、定額小為替の送り方について詳しくお伝えしていきましょう。
定額小為替の送り方
定額小為替の送り方として、郵送で市役所に送る場合の送り方を知っておくと便利です。
その場合の注意点としては、何も書かずに郵便局で購入した定額小為替をそのままの形で郵送する、ということです。
身分証明の際に必要となる、戸籍抄本や住民票などを取り寄せる際に必要となりますので、このポイントを覚えておくと良いでしょう。
それでは次に、定額小為替の換金方法について詳しくお伝えしていきましょう。
定額小為替の換金方法・書き方
定額小為替の換金方法は、受取人のところに住所と名前を記載して、郵便局やゆうちょ銀行の窓口に提出するだけで大丈夫です。
書き方は、法人や用途などによっても変わるため見本などを参照し、不明点は受付窓口の方に確認するようにしましょう。
また、換金場所は郵便局またはゆうちょ銀行のみとなっており、大阪などでも金券ショップでは取り扱っていません。
そして、先ほどお伝えしたように定額小為替の換金時間は決まっており、土日などは受け付けてもらえないことが多いため気をつけましょう。
そのほか、定額小為替の換金の場合も代理人が行う場合は委任状が必要となります。
ただし、定額小為替は発行から半年と期限が決まっており、期限切れの場合は再発行が必要ですので注意しましょう。
定額小為替の仕訳処理・勘定科目・消費税区分・手数料
定額小為替を法人などが利用する場合は、弥生などで仕訳処理が必要となることもあるでしょう。
定額小為替を仕訳する際に覚えておきたいのは、定額小為替の購入時は手数料分だけ仕訳するということです。
また、定額小為替を使用した際に、定額小為替の金額分を仕訳することができます。
なお、定額小為替の手数料には10%の消費税が国税庁から課税されます。
そのほか、定額小為替の消費税区分は「課税仕入れ」となります。
ただし、定額小為替自体は租税公課となっています。
そして、定額小為替は払い戻しもできますので、覚えておくと便利ですね。
定額小為替については、ぜひ参考にしていただけると幸いです。
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